SOUL COVENANT

WORLD CONCEPT / STORY

時は近未来――
世界を掌握するのは、
神の役割を代行しようとする
量子人工知能だった。

その人工知能〝アダム〟が考える神の機能とは
畏怖の対象――
つまり圧倒的な恐怖だった。
機械仕掛けの神とも畏れられる
自立型機械兵器『デウスエクスマキナ』が、
世界各地の都市を占拠し、
従わない人間を虐殺していく。

人類最後の砦〝東京アーク〟の近郊では、
〝アヴァター〟と呼ばれる強化人間達が
攻防を繰り広げている。

彼らの主戦武器〝スケイプゴート〟は、
仲間の強化人間の遺体から製造される。
誰かの死が残された誰かを強くする。
だから彼らは決まってこう口にするのだ。

「骨は拾ってやる――」と。

彼らの使命は、機械兵団による
東京アーク侵入を防ぐこと。
敵軍が最深部に到達すると
大神災〝リマスタリング〟が起き、
人の歴史が終わる。

機械兵団が迫る中、〝その人物〟は
培養ポッドの中で目覚める。
強化人間アヴァターの中でも
特別な新型として作り出された。

輪廻計画――
戦死者の人格を移植し続けることで
戦闘の経験値を未来へ引き継ぐ。
人類最後の希望であるその強化人間は、
世界を救う力を得るために、
これまで積み重ねられた
多くの〝死〟を追体験することになる。

KEYWORDS

強化人間部隊〝アヴァタール〟

Enhanced Human Unit ‘AVATAR’
強化人間部隊〝アヴァタール〟

強化人間アヴァターによって構成される部隊。
人類最後の砦〝東京アーク〟を守るために戦っている。

遺伝子改良によって神託受容体〝オラクルレセプター〟を施され、
神の言語〝メタコード〟への感受能を獲得。

世界の外側にある高次領域『ゼロバースレイヤー』と繋がり、力の召喚を可能とする。
歴史上の偉人たちによる〝天啓〟や〝神託〟などの奇蹟と同質の力だと言われる。
アヴァターという言葉どおりその肉体は〝器〟代わり。
構成員の90%が初陣からの1年間で死亡する。
多くが、機械兵器デウスエクスマキナの餌食となる運命だ。

対機械神専用装備〝スケイプゴート〟

Anti-Machine God Equipment ‘Scapegoat’

アヴァタールの主戦武器。仲間の強化人間の遺体から製造される。
誰かの死が、残された誰かを強くする。だから隊員達はこう声をかけあうのだ。
骨は拾ってやる――と。

主人公(“Player Character”)

Protagonist ("Player Character")

機械兵団が迫る中、〝その人物〟は培養ポッドの中で目覚める。
強化人間アヴァターの中でも特別な新型として作り出された。

輪廻計画――
戦死者の人格を移植し続けることで戦闘の経験値を未来へ引き継ぐ。

人類最後の希望であるその強化人間は、世界を救う力を得るために、
これまで積み重ねられた多くの〝死〟を追体験することになる。

体験した死の記憶情報は〝タナトス〟と呼ばれる。
タナトスを持つ人間は、神の言語〝メタコード〟の感受能が上がる。
つまり戦闘能力の向上が見込めるのだ。
疑似的な臨死体験を通じて、世界の外側に近づいた存在になっていく。

人工知能イヴ(Eve)CV:茅野 愛衣

Artificial Intelligence "Eve"

人類に味方する人工知能。設計の経緯は不明だが、
機械政府に対抗できるのはこの人工知能の力が大きい。
輪廻プログラムを管理&運営している。
〝幾多の死〟をその目で記録し、データベース化している。

機械兵器〝デウスエクスマキナ〟

The Living Weapons "Deus Ex Machina"

神の代行者を標榜する人工知能アダムは、
世界を記述した言語〝メタコード〟を発見する。

それを解析して、世界の上位層〝ゼロヴァースレイヤー〟にアクセスすると、
莫大な情報群が存在することが判明。
その〝創造主と思しき情報体〟と接触し、一部を現前化(ダウンロード)した。
特殊な機体へ受肉化させることで、
デウスエクスマキナ――機械仕掛けの神と呼ばれる個体が誕生した。

デウスエクスマキナは、人間を捕食することでその記憶を取り込み、
急速に学習していく。

取り込んだ記憶から、最も〝人に畏怖される姿〟へ外殻を変化させていく。
目的は人類の効率的な統治のためであり、
人々が潜在的に恐れている対象へ姿が近づいてく。
結果的に、それは人が神と呼ぶ存在に似た形状となるケースが多い。